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校正紙
校正紙とは、校正することを目的に試し印刷した紙のことを指します。校正紙には二つの種類があり、文字のみを読みやすい形で印刷したものを写植校正紙、製版作業後の状態で印刷したものを印刷寸校正紙といいます。製造品はデータ上の色味と印刷後の色味では、ほとんどの場合違いがあり、修正する必要があります。そのような際には色校正を行う必要があり、校正紙を用いてサンプルを用意します。この色校正を行ったときの、色校用の校正紙が実際に製造された時のサンプルになります。また、色味については様々な要因によって印象が変わります。例えば印刷する用紙の種類です。基本的に上質紙、コート紙、マット紙が使われますが、それぞれで色味が全く異なります。他にも印刷の仕方、校正をする環境にによっても色味に大きな違いが出てきます。色校正には、実際に印刷する紙と印刷する機械を使った本紙校正と、デバイス間で色が正確に変換されているかを確認するカラーマネジメント校正の二つがあります。製造品を納品する前に色校正を行うことによって、刷り直しの防止や、お客様に依頼された色の認識を合致することができるため、校正紙には製造において非常に重要な役回りを担っています。
▼関連用語
青焼き校正
赤入れ