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角トンボ
角トンボ(コーナートンボ)とは、印刷物を作成するときに、仕上がりサイズを示す目印のため表示されるトンボの一種です。印刷物の天地左右の四隅に表示することにより、仕上がりサイズに裁断するための裁断位置を分かりやすく示すことができます。トリムマーク、裁ち(断裁)トンボ、クロップマーク(crop marks)とも呼ばれます。直角に曲げたラインが二本クロスしている形であるものがほとんどで、印刷物に対して内側の線(内トンボ)に合わせて裁断します。また、外側の線(外トンボ)は塗り足し領域を表しています。この他にもセンターに配置されているトンボを「センタートンボ」又は「十字トンボ」と呼び、製本などの際に印刷物の折り位置を表すものを折りトンボと呼びます。角トンボは印刷物を制作する際、印刷物の最終的な完成サイズを示しており、断裁する際の予備分も表すため、非常に重要な目印となります。この角トンボをつけることで、多色刷りした際の印刷のずれの確認や、裁断時のミスを減らすなどの効果があります。実際に印刷物に角トンボをつける際には、必ず外トンボの位置(塗り足し領域)までデータを作成します。これは、通常印刷物を制作する際には仕上がりサイズよりも大きいサイズの紙に印刷し裁断するため、内トンボのラインに合わせ裁断する際に印刷物のまわりに元の紙の白地が白縁として残らないようにするためです。
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トンボ 印刷