用語集

片起こし

片起こしとは、本を開いたときに最初のページが片側から始まることを指します。始まる=起こすという意味です。最初のページを見開きとして使用せず、1ページ飛ばして「片方の」ページから「始める」ので「片起こし」と呼ばれています。これに対し、見開きページから始まる本、つまり、表紙の裏面から記事の記載を始める場合のことを「見開き起こし」といい、これらは基本的な印刷用語、業界用語のうちの一つです。身近な例えでは、漫画雑誌などです。漫画雑誌は見開き起こしで始まることが多いですが、単行本の場合は片起こしで始まる場合が多いです。漫画はタイトルページからスタートする場合がほとんどで、片起こしでは奇数ページにタイトルが入り、次のページをめくると見開きでコマ漫画が続くように描かれています。また、片起こしで導入部分のコマから始まり、次のページをめくると見開きで大きくタイトルが描かれている場合もあります。それは読者の視覚を意識した効果を狙ったものであり、この様な工夫を凝らして紙面を構成しています。また、情報の伝達には必ず専門用語が使用されているため、何かを印刷する場合、業界内で共有されている専門用語を理解しておくことは必須です。それによって、正確な情報を得ることが可能です。


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