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カス取り
カス取りとは、粘着質のあるシールやラベルを印刷した後に出る不要部分を取り除く処理のことを指します。シールやラベルを印刷・加工する際、シール部分は必ず台紙より小さくなるため、不要な余白部分が出来る仕様となっています。この余白部分(不要部分)をカスと言い、中でも小さなシールやラベルはカス取りをする事で、台紙から剥がしやすくする効果があります。カス取りをしなかった場合はシールやラベルが破れたり、はがれたりしてしまう場合があるため、シール貼りの作業効率を上げたい時や、きれいに仕上げたい場合にカス取りを行います。なお、商品によってはシールやラベルをカス取りしない方が美しく見える場合もあるため、商品の状態や理想の見せ方によりカス取りを行わないこともあります。カス取りを行う際の専用機器は数多く流通しており、印刷機のループに合わせて連動して巻き取るといった仕組みで効率よくカス取りをすることが可能となっています。そのため、数多く印刷シール、ラベルがある際のカス取りに便利です。また細かなカス取りの際に便利なペン型のカス取り器もあります。ペン型のカス取り器は手作りステッカーなど、少量の印刷数の時に利用されています。