用語集

グロスインキ

グロスインキとは、通常使われるインキよりも、印刷した際に光沢感が出ることを重視したインキです。マットインキと相対した特徴を持ち、印刷物をより強調させることを目的に使用されています。溶解性の高い性質をもつフェノール樹脂やアルキッド樹脂、キリ油などを合わせて作られ、グロスインキを使用した印刷には、アート紙やキャストコート紙など、グロスインキに適した用紙が用いられます。見た目の光沢感や美しさだけでなく、耐油性、耐アルコール性、耐摩擦性に優れた強い皮膜を形成することのできる、より優れたグロスインキも開発されています。グロスインキの最大のメリットは、印刷物の仕上がりの光沢感、美しさです。ただし、一般のグロスインキには、乾燥しづらい性質があり、乾燥不良などにより印刷物同士がくっついてしまったり、色移りをしてしまったりといったブロッキングという現象が起こる場合があります。そのため、印刷後には十分乾燥しているか確認し、しっかり管理する必要があります。また、時間が経過すると印刷直後のような光沢が薄れてしまったり、影のようなものできてしまう場合もあり、これらの変化は数日たってからでなければわからないことが多いため、印刷後もしばらく確認しておく必要があります。


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