デザイン印刷通販デザプリンはCPI SSLサービスにて保護されております。
ご注文情報やお見積もり情報はSSL暗号化通信にて送信されますのでご安心ください。
下版とは
下版とは、校正が完了し(校了)、出来上がった製版フィルムを次の工程である印刷工程に引き渡す作業・段階のことを指し、発注者側が実際に印刷されるものの内容を確認して印刷工程(刷版工程)に入ることを承認・依頼することを意味します。また、印刷に必要となる印刷機やインキ、印刷用紙などを手配、確保するという意味や、更にその先に行われる折工程や綴じ工程の作業に承認することも指しています。使われる印刷方式や、その時の技術の状況によって、下版が示す内容は変わってきます。下版は全ての確認が完了し、本番の印刷作業に入っても良いということを印刷業者に伝える役割を持つ、印刷作業の中でも重要な工程です。下版がされなければ、製版が完了していても、いつまでも印刷工程に入ることができません。逆に言えば、下版の段階になってしまえば、印刷工程に進んでしまうため、印刷物の内容の修正や変更は困難となります。どうしても修正や変更をしなければならない場合は、印刷を中止せざるを得なくなったり、多大なコストがかかってしまうという問題が生じます。そのため、下版に入ってから修正箇所が発覚することのないよう、最終的な校正や確認を徹底的に行うことが重要です。
▼関連用語
責任校正
青焼き校正
清刷
フィニッシュワーク