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青焼き校正
青焼きとは、フィルムを青色感光紙に焼き付けて作る校正紙のひとつで、印刷される前のフィルムから校正紙に複写したものを最終的にチェックし手直しする作業を青焼き校正と呼びます。青焼き校正は1色の印刷の場合にのみ行われる校正で、印刷に入る前に修正する点があった場合は、この段階で修正が可能になります。基本的に印刷会社の作業は、順番に入稿、製版、青焼き校正(多色の場合は色校正)、下版、本刷、断裁、という流れで行われます。青焼き校正は、希望がない場合は、作業の行程の中から省かれることもあります。また、青焼き校正は本式に印刷する「本刷」と呼ばれる作業の前の、最終段階となっています。青焼きを行う青焼き複写機のメリットは、コストが安い、等倍精度がよい、設置面積が少ない、改ざんができない、などといったことが挙げられます。現像方法にも湿式・熱式・乾式があり、それぞれメリットとデメリットがあるため使い分けられています。しかし近年ではネットワーク化やデジタル化などにより需要が減少し、青焼きを行うコピー機の製造が終了され、消耗品も販売終了しているため青焼きのサービスはもう行われていません。現在では白焼き(一般的な白黒コピー)が主流となっています。
▼関連用語
校正紙
色校正
紙 焼き
下版とは